ラブサーチで出会えた、Ｅこちゃん28歳の場合
ラブサーチで知り合ったＥこ(28才)との話。
「あることで悩んでます。お話聞いてくれる人いませんか？」との書込みに立候補。
今や定型となっているプロフィール紹介メールにプラスして、
「以前にカウンセラーやってたから、悩み相談にのるのが好きなんだ」と付け加えて送信。
実際には、カウンセラーついての本を読んだことがある程度だけど、
そこは頭の使いようだよね。
でも、全然音沙汰なかったから、今回は外れたかなと思いきや、
なんとか翌日に返信をゲット。
ラブサーチは、出会い系サイト慣れしてない女性が多いので、
返信が送れちゃいがちだからあせらないこと。
「彼氏と結婚するか、カナダに留学するか悩んでいる」とのこと。
メールには、彼氏とは3年付き合っていてプロポーズされているけど、
今すぐ結婚したいかどうか自分でも分からないらしい。
自分も社会人になってから、3年間英語を勉強してきたことや、
唯一友達になれたカナダ人の話をして、親身にやり取りをしてみた。
たまにはボランティアで相談にのってもよいか・・・。
しかし、やはり自分は会いたい派なので、
「会ってもっと話聞かせてよ。Ｅこちゃんには彼氏いるの知ってるから、安全でしょ？」
と誘って、最初のメールから3週間後に、なんとか約束を取りつけることに成功。
今回は結構ねばった。
そして、当日、駅の宝くじ売り場近辺で待ち合わせ。Ｅこは、
身長150センチくらいの目がクリッとしたかわいらしい子だった。
その日は、昼間しか会えないとのことだったので、カフェ会話し、
「海外留学は一生に1回しか行けないから、留学から帰ってきてから結婚すれば、全部上手くいくよね」
という当然の結論に達し、夕方前にバイバイ。
ここで終わったら、本当にいい人。1日で信頼関係がグッと深まり、
その後も毎日のようにメールか電話のやり取りをしていた。
そして、自分は一発勝負に出る。電話でＥこが元気ないとき、
「自分、どうしても週末に海にいきたいんだ。一緒に行く人いないから、
Ｅこ一緒に来てくれない？」と。
相談に乗ってもらってる手前、断りづらかったのか、安心しきっているのか、
あっさり「いいよ」と。
朝、遅めの9時に愛車で出発して、昼頃から海岸で、
会話を楽しみながらのんびり過ごした。
出会い系とは関係ない余談になるが、海の家の更衣室はヤバイ。
男女兼用の個室になった更衣室には、必ずと言っていいほど除き穴が空いていて、
隣の更衣室の着替えが除けるようになっている。特に女性は気をつけてほしい。
海を満喫して車に乗った帰り際、浮き輪を忘れたことに気づく。
「あっ、浮き輪忘れちゃった。海の家に置いてきちゃったよね？」と自分が言うと、
「違うよ。更衣室の前に置いといたんだよ」とＥこ。
「うそー、海の家の中だよ」､「絶対更衣室の前だよ」と争い、自分に名案が浮かんだ。
「じゃあ、海の家にあったら、Ｅこにチュウしていい？」
と聞くと、
「いいよ、だって更衣室の前だもん」
自分は更衣室の前から海の家まで確実に持っていったのを覚えていたから、
自信満々。
一緒に海の家に戻り、自分が
「ほらー、あったじゃーん」
って言うと、
「あれー？」
車に戻り、肩に手を回し、キスしようとしても抵抗が無いのを確かめてから、
そのまま深ーく長ーくキスを味わった。
そして、Ｅこがボーっとしてる間に自分は
「Ｅこ、抱きたくなっちゃった。一緒に着いてきて。」
と。車だから付いていくしかないのだが。
知らない土地だが、念のためホテルの位置は確認しておいたので、
そのまま一直線に向かう。
ホテルに入る前に、「でもやっぱり、やめておかない？」と軽い抵抗はあったものの、
入ってしまえば素直なもの。
Ｅこはその後、本当にカナダ留学を実現した。それまで、自分とＥこは
週一程度のペースで会い続け、今とてもよい思い出になっている。
